キャバクラの内装を頼まれたときに、まず最初に私が取り組んだのは、駅前にあるビルに入っているキャバクラでした。その雑居ビルは比較的最近出来たビルで、とても綺麗なビルでした。ガラス張りの外装で、ちょっと派手な印象がありますが、その派手さが、決して下品ではなく、ほどよい品の良さが保たれているのです。そういったビルの中のキャバクラですので、そういったビルに合ったキャバクラにしなくてはなりません。
キャバクラといってもいろいろなキャバクラがありますが、そういった内装のキャバクラではとにかく品の良さと落ち着きが必要です。落ち着きがあり、品のある内装とするにはどうしたらいいかということを私はいろいろと考えてみました。さまざまな方法がありますが、一番良い方法はやはりラグジュアリー感を出すことです。高級な雰囲気ですとか、特別な雰囲気を出す必要があります。
キャバクラというのは雰囲気がとても大切です。お店の雰囲気もキャバクラの質に大きく影響しますので、そういった高級感を大切にしたインテリアに気をつけました。まずは証明です。店内の一番真ん中に大きなシャンデリアを置きました。このことによってより高級感が増します。そのシャンデリアもイヤミがないような上品な感じのシャンデリアを使いました。キャバクラに入ってきたお客さんが最初に目をつけるのがこのシャンデリアです。
キャバクラの高級感はその他にも随所に出してみました。たとえば、壁紙です。この壁紙も日本産ではなく、ヨーロッパから取り寄せた特注のものを利用してみました。そうすることで他のお店とは差別化を図ったわけです。そういったちょっとしたところのこだわりがお店の雰囲気を左右することになります。また、テーブルや椅子に至るまで、高級感にこだわり、比較的店内に余裕を持たせるようなつくりを演出してみました。
キャバクラを高級なイメージにするには、床も大切です。そのお店ではふかふかのじゅうたんを敷き詰めました。このことで足元がすっかりと高級になったのです。これだけのことでもお客さんはまったく違った空間に来たということがわかります。そして日常とはかけ離れた世界で女の子と遊ぶことが出来るようになるのです。そういうラグジュアリーな空間をこのキャバクラでは演出してみました。